仕様に関するQ&A
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Q
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QRコードの仕様は公開されて?いるか?
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A
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JISに制定されいますので、仕様は公開されている。
「モデル2」の仕様は、こちら
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Q
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QRコードに中国語や韓国語をコード化することはできるか?
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A
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コード化可能である。
データ格納モードに8ビッドバイトモードがあり、どのような文字のデータでも、バイナリ
データとして格納することができる。
読み取り側も同じ8ビッドバイトモードで処理するので、正しく中国語、
韓国語の文字として表示する。
さらに、QRコードは、中国語の簡体字と繁体字、ハングル語に関しては、13ビット
圧縮モードで格納できる、バイナリデータとして格納するより小さくQRコードを生成できる。
ただし、これらの13ビット圧縮モードのQRコードは携帯電話等では読み取りできない場合があるので、注意が必要。
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Q
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画像や音声をデータとして入れることができるか?
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A
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基本的には、できない。
QRコードは、バイナリデータの格納が可能であり、画像や音声もバイナリデータとして
格納することが可能であるが、一つのQRコードに格納できる容量は最大で3KB弱
(バージョン40、誤り訂正レベルL)なので、事実上、画像や音声を直接QRコードに格納
することはできない。
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読取り不具合に関するQ&A
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Q
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QRコードが読取れない
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A
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原因として、次の原因が考えられます。
1) QRコードの画像や印刷に問題がある
画像が小さくセルを認識できない。
余白部が小さくセルを認識できない。
位置検出パターンが破損、汚れで認識できない。
画像が光って認識できない。
印刷物の場合、色が薄かったり、紙の色が濃かったりしてセルを認識できない。
2) QRコードのデータに問題がある
データが正しいQRコードフォーマットでない。
データのコード化モードが間違っている。(読取っても文字化けします)。
3) QRコード読取アプリに問題がある
対応できるバージョン’読取り文字数)に制限がある。
誤り訂正処理が仕様通りになっていない。(ちょっとした汚れ、破損でも読取れません)
上記1),2)の場合は読取側では対応できません。
3)でスマホの場合は、読取アプリを変更することで対応できる場合があります。ガラケーはメーカー仕様を確認してください。
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Q
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読取ったデータが文字化けする。
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A
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文字化けの原因は以下のとおりです。
1) 「?」が表示される。
データのコード化モードが間違っている。
【モードと文字コード】
QRコードが取り扱う文字を「モード」と言います。
このモードには、「漢字モード」、「数字モード」、「英数字モード」、「8ビッドバイトモード」、「混在モード」が
あります。
一方、人の目で読める文字を符号化(コード)にしたものが、文字コードです。
文字コードには、大別して「Unicode」と{ANSI」があります。
「Unicode」の仲間にUTF-8、UTF-16なども入っています。{ANSI」の仲間に「Shift-JIS]が入ってい
ます。
モードと文字コードの関係は、「漢字モード」、「数字モード」、「英数字モード」が「ANSI/Shift-JIS」に対応。
「8ビッドバイトモード」、「混在モード」が「Unicode/UTF-8」に対応しています。
日本製のQRコード作成アプリでは、文字コードとして「Shift-JIS]をデフォルトとしており、「Shift-JIS]に
ない文字、例えばハングルなどをそのままコード化すると、Shift-JIS文字コード不詳で「?」表示となります。
コード化の際、文字コードが指定できる場合は「UTF-8」を指定して、コード化してください。
文字コードが指定できない場合は、8ビットバイトモードでコード化してください。
2) 「ル・ァ ル館」」のような意味のない文字列が表示される。
テキスト表示の文字コードがあっていない。
読取アプリは正しく読込み、コード変換しているのですが、テキスト表示(特にブラウザーなど)でエンコーダー
の文字コードがあっていないと文字化けを起こします。エンコードの変更で対処できます。
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アプリケーション連携に関するQ&A
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Q
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アプリケーション連携がうまく動作しない。
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A
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1) 連携しているアプリが対応していない。
例えば、ブラウザーで chromeやSafariでは、音声や映像のURL指定の場合、自動的にplayerを起動して再生
できるが、ガラケー等では対応していない場合がある。
2) コード中のデータがアプリケーション連携のフォーマットになっていない。
こういったケースでは、データが「テキスト文」で示されているので、その内容を確かめる。
アドレス帳やメール関連のアプリケーション連携では、各キャリアごとに連携フォーマットが異なっている。
読取ったデータが、「Vcad」仕様、「docomo」仕様、「au/ソフトバンク」仕様など端末の連携アプリの仕様と同
じか確認する。
URLの場合は、データの内容が間違っていることが多い。
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印刷に関するQ&A
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Q
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印刷する場合、QRコードの大きさはどのくらいが良いのか?
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A
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QRコードのサイズは、一辺の長さが最大40mm、最少9mmと言われている。一辺の長さが
1.5~2cmあたりが最も認識率がよい。
現在の端末では、 オートフォーカス機能が搭載されており、1cm程度でも読取可能。
大きさより肝心なポイントは、セル(四角い小さなドット)の細かさで、1mmの幅に セルが 4つ以上
(1セル=0.25mm以下)並ぶ細かさだと、認識できないことが多くなる。
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Q
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色をつけた紙に印刷しても大丈夫か?
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A
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基本的には大丈夫である。
推奨は白色度85%以上の上質紙推奨となっているが、コントラストが十分確保できれば大丈夫である。
必ず、試し刷りをし、携帯電話での確認をすること。
紙の色が濃かったり、コードの印刷が薄かったりすると読取れない場合がある。
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Q
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白黒を反転させても,大丈夫か?
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A
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どの携帯電話機種も、対応していないようです。
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Q
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向きは、上下左右関係ありますか?
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A
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向きに関しては自由です。上下左右、斜めでも問題ありません。
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Q
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白いフチ (余白)は残さなければなりませんか?
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A
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余白は少なくとも小さな黒いセル(四角い小さなドット)4つ分が、なるべく残るように
します。
最近では読み取りの性能がよくなり、2~3個分でも大丈夫な場合が増えています。
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Q
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縦横比を変えてもいいですか?
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A
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縦横 1:1を推奨します。
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Q
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曲がった面に印刷しても大丈夫ですか?
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A
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円筒などに表示して、湾曲させる場合は、直径 70mm~80mm 以上になるようにし
て下さい
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Q
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プリンタは何がいいのですか?
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A
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レーザープリンタを推奨しますが、QRコードの黒いセル(四角い小さなドット)が、
つぶれたり、にじんだりしないようであれば、 インクジェットでも大丈夫です。
解像度は、100~300dpi 程度あれば十分です。
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Q
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QRコードをポスターに印刷する場合の注意点は?
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A
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ポスターの場合、QRコードのサイズに関して、2つのアプローチがあります。
カメラのピントをあわせる方法という観点から、デザイン面や、貼りだし環境、
クライアント様のご意向などでご検討ください。
1、カメラの接写モード用として載せる(=雑誌などと同様 )
この場合、携帯をポスターに近づけて、接写モードで読み込みます。
QRコードのサイズは小さくなり、印刷後の実寸で1~3cm角が、
読み取りやすくなります。
2、カメラの通常撮影モード用として載せる
この場合、QRコードの大きさは自由です。
・オートフォーカス機能「あり」の携帯では自動的にピントが合います。
・ 「なし」の場合は、ユーザーがポスターに近づいたり離れたりして
ピントをあわせ、読み取ります。
いずれの場合でも、QRコードの内容は同じです。
印刷サイズだけが異なります。
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特許、ライセンスに関するQ&A
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Q
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名刺にQRコードを入れたいのですが、登録商標文は必要ですか?
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A
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名刺など、QRコードイメージのみ使用している場合は、登録商標文
を記載する必要はありません。
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Q
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QRコードを利用するにはどのような手順がありますか?申請が必要ですか?
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A
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QRコードの利用に関して、特に申請は必要ありません。
JIS/ISOの規格に従ってご利用いただければ、自由にお使いいただけます。
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Q
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「QRコード」という言葉を使って商品名を付けることは可能ですか?
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A
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「QRコード○○」「QR××」というような商品・サービス名をつけて
いただくことは自由です。
ただし、誤解やトラブルを避けるため「QRコード」または「QR Code」を含む場合
は、Rマーク又は登録商標文の記載を推奨いたします。
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Q
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A
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Q
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A
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